Japan Patients Association 

 一般社団法人となって2回目(通算8回)の定時総会が5月27日(日)、東京・有明のTFT(東京ファッションタウン)ビル東館研修室で開催されました。
 法制化を視野に入れた政府の新たな難病対策への検討がすすめられているなかでの総会とあって、評議員及びオブザーバーを含め130名を超える出席がありました。また厚生労働省から外山健康局長が来賓として出席され、あいさつをかねて約15分の講話をいただき、そのまま最後まで傍聴されるというように、内外からも大きく注目された総会でした。(その他の来賓出席者は別途掲載)
 主催者あいさつでは、伊藤代表理事から「JPAは多くの団体が集まり団結して活動するからこそ成果が得られる部分もあり、助け合うことの大切さを今日の総会でご確認いただければ幸いだと思います」と協力を呼びかけました。
 議事は、大黒宏司さん(全国膠原病友の会)を議長に選出し、第1号議案(2011年度活動報告)、第2号議案(2011年度決算報告)、第3号議案(2012年度活動方針(案))、第4号議案(2012年度予算(案))、第5号議案(理事の選任(補充)および副代表理事の補充)まで討論されました。
 すべての議案が承認されましたが、第3号議案では会場から多くの意見が出されました。限られた時間のなかで、執行部は一人、一人の真摯な意見にすべて答えることはできませんでしたが、2012年度の活動方針はこうした声を受け止めたうえで修正をくわえることになりました。一方執行部の活動だけでは限界もあり、これまで以上に加盟団体の団結とご協力が重要になっています。
 それからもう一点重要だったことに財政問題がありました。2011年度は赤字決算になりましたが、今後の活動を支える財政基盤の強化も大きな課題となっています。
 第5号議案では、白江浩氏(宮城県難病連)が理事に補充承認されました。また、定款に基づき第5回理事会(2月25、26日)で山崎洋一氏(全国筋無力症友の会)、馬上和久氏(全国腎臓病協議会)の2名を副代表理事に選任したことが報告され、総会においても承認いただきました。
 今まさに難病対策の大きな過渡期にあるなかで、少し波乱に満ちて出発した法人2年目のJPAですが、それだけに私たちの力が大きく試されていることは間違いないでしょう。
                                                             (文責 藤原 勝)

 来賓出席者(PDF)
 議事次第(PDF)
 第1号議案 2011年度活動報告(PDF)
 第2号議案 2011年度決算報告(PDF) 
 第3号議案 2012年度活動方針(PDF)
 第4後議案 2012年度予算(PDF
 第5号議案 理事の選任(補充)および副代表理事の補充(PDF)
 外山健康局長のあいさつ及び難病対策に関する講話(PDF)
 外山健康局長の講話資料(PDF)


 
会場のTFTビル
 
受付の様子


ご来賓の方々 

 
主催者あいさつの伊藤代表理事

約15分の講話をいただいた外山健康局長 



会場の様子

 
議長に選出された大黒宏司さん
 
一人で1000筆以上の署名集めたという
北海道からの参加の83歳の方

 

会場からの発言

 

会場からの発言
  
   
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