(ご参考)
MOUは、契約書とは異なり、組織間の合意・了解事項を記した文書であり、当事者間の決意を整理するものといった意味合いで使われることが一般的です。
海外・国内を問わず、交渉の期間が長期に渡るような重大な契約は、様々な紆余曲折を経て締結に至ります。この間、様々な契約条件を取り決めていくことになります。
MOUは、交渉の過程で段階的に決まっていく契約条件をお互いに確認する文書です。
つまり、「今回の交渉では、とりあえずこの点について合意しました」という形で記録に残しておく文書です。ただし、一般的には 法的拘束力がない前提でサインをするケースが多く、今回もそれにあたります。今回は、まずは両国患者協議会代表としてJPAとNORDが連携をしますよ!という決意表明をおこなったうえで、後日あらためて個別事例に関する契約を締結する、という流れになります。 |