難病・長期慢性疾患・小児慢性疾患
 
患者・家族の声を!
全国大行動
患者・家族のつどい
12.3全国集会

   2007年12月2日、3日開催

                                           
                                           2007年12月14日
 参加団体・関係団体 様

   全国大行動実行委員会


          「全国」大行動」取り組み報告                             
 初冬のみぎり、皆さまにおかれましては、ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、12月2日〜3日にかけて実施されました、「患者・家族の声を」全国大行動の取り組みへのご協力に深く感謝を申し上げます。
 2日の「患者・家族のつどい」は、全国各地から152名が参加し、各患者団体の意見交換(21団体発言)が行われ、「難病・慢性疾患患者のアピール」「緊急決議」の確認を行いました。3日の全国大行動は、185名の患者・家族が参加し、「全国集会」を開催。7団体が患者団体を代表して訴えを行い、自民党、民主党、公明党、共産党、無所属の国会議員や保険医団体連合会や日本医師会(メッセージ)などの激励がありました。午前中に実施した総理大臣、財務大臣、厚労大臣への要請行動、厚労省(疾病対策課、母子保健課)との交渉、午後の厚労委員、難病議連、各党厚労役員などへの要請行動では、共通要望書を提出し、各団体の要望書とも合わせて、参加団体の要望事項を集約した冊子「患者・家族の願い」を配布しました。また、混合診療の全面解禁を求める動きが浮上するなかで、慎重審議を求める決議文を配布し、「安全で効果のある治療薬は保険適用で」との緊急のお願いを届けました。この2日間の全国大行動への参加実人員は、281名、参加団体は79団体となっており、これまでにない取り組みとなっています。
 私たちのスローガンは「予算確保!誰もが安心して治療が受けられる社会に」の取り組みは、まだ始ったばかりです。全国大行動に参加した患者・家族団体を出発点に、医療を必要とする患者・家族が手をつなぎ、さらに当事者運動の輪を広げて行きたいと考えています。
 最後に、今後とも皆さまと協力し、日本の公的医療制度の拡充に向けた取り組みの強化を願い取り組み報告とさせていただきます。

  
●写真集》》こちらからどうぞ
▼緊急決議(PDF)》》こちらからどうぞ
▼アピール(PDF)》》こちらからどうぞ

▼患者・家族のねがい2007-2008(冊子)
 1 表紙、もくじ、共通要望事項(PDF40KB)》》こちらからどうぞ
 2 疾病別団体のねがい(50音別)(PDF674KB)》》こちらからどうぞ
 3 地域別団体のねがい(PDF587KB)》》こちらからどうぞ

▼厚生労働省交渉報告(PDF)》》こちらからどうぞ

 その後の経過
07年12月20日 2008年度予算政府案(難病、小慢、自立支援医療)が発表されました。》》こちらからどうぞ
厚生労働省は、2008年度も特定疾患治療研究事業の見直しを行わず制度維持する、としたことは朗報です。しかし、予算の36億円増は制度維持と地方の超過負担解消に対するものとして、新たに新規指定をする余裕はないなどと言っています。
これは患者・家族の願いに大きく背くものです。大行動実行委員会は、新規疾患の指定に向けて引き続き、患者・家族の声を関係機関に届けていくことになります。

  患者・家族のつどい
会 場  晴海グランドホテル (東京都中央区晴海3-8-1)
   都営地下鉄大江戸線 勝どき駅A3出口より徒歩7分
   晴海トリトンスクエアから徒歩2分。近隣にコンビニあり。
    http://www.maxpart.co.jp/harumi/           
時 間  2007年12月2日(日)14:00〜17:00 (交流会は18:00〜20:00です)
内 容 ・来賓あいさつ 
  日本医療労働組合協議会(日本医労連)田中千恵子中央執行委員長
  日本障害者協議会(JD)福井典子理事
  障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会(障全協)吉本哲夫会長 
・基調報告(伊藤たておJPA代表)
・患者団体からの発言(21団体)
・激励あいさつ 小池晃議員(日本共産党)
・緊急決議→決議文
・アピール・共通要求の提案・採択→アピール文
・全国集会、要請行動(3日)の説明
・交流会(参加団体の懇談、交流、親睦)

  12.3全国集会
会場  衆議院第2議員会館第1会議室 (国会周辺図)
 (内容と時間)
 □全国集会 10:00〜12:30
・大臣要請班の送り出し(開会後、冒頭で)
・国会議員からの激励あいさつ
  津島雄二議員(自民党) 渡辺孝男議員(公明党) 谷博之議員(民主党)
  吉井英勝議員(日本共産党) 高橋千鶴子議員(日本共産党) 川田龍平議員(無所属)
  その他秘書さん多数
・経過と行動趣旨説明(伊藤たておJPA代表)
・来賓あいさつ 全国保険医団体連合会 会長住江憲勇様
・患者団体の訴え(7団体)
 全国パーキンソン病友の会 
 リタリン・コンサータのADHDへの適用を求める成人ADHD者の会
 IBDネットワーク 
 全国CIDPサポートグループ 
 全国腎臓病協議会
 下垂体患者の会 
 日本肝臓病患者団体協会議 
・要請行動報告
 内閣府要請行動班報告(濤JPA常任幹事)
 財務省要請行動班報告(一樋JPA常任幹事)
 厚生労働大臣要請行動班報告(辻川JPA常任幹事)
 厚生労働省交渉班結果報告(はむろ実行委員)→報告文 
・行動提起・班編成(午後からの国会議員要請の説明)
 □要請行動 10:00〜11:00
  内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣への要請行動を行う。
 *3班に分かれ、共通要望書の提出及び各患者団体1団体1要求を提出する。
 *全国集会と同時並行で代表団によう要請行動等を行う。
 □厚生労働省交渉 10:00〜11:00  厚生労働省1F共用会議室 
疾病対策課および母子保健課が出席予定。来年度の特定疾患治療研究事業・難治性疾患克服研究事業について、小慢キャリーオーバーの問題も含めて大幅な予算増額を要求する。
 □国会議員への要請行動 13:30〜15:00
*衆参両院厚生労働委員、各党難病関係議員、各党厚生関係議員を中心に要請。団体推薦の議員も加える(120名程度)
*班編成を行い、手分けして議員室をまわる。終了した斑は、各議員会館ごとにロビーで結果報告し、流れ解散。
 □記者会見 15:30〜16:00 厚生労働記者会見室
  代表5〜6名で行う。
 
  HOMEに戻る
  2008年2月17日、18日の大行動》》こちらからどうぞ

     
   主催:「患者・家族の声を」全国大行動実行委員会
   連絡先:日本難病・疾病団体協議会(JPA) 
        メール:jpa@ia2.itkeeper.ne.jp
 Copyright (c)2000-2007 All rights Reserved.